プロフィールムービーを自作する為に必要なものをそろえましょう
初めてであればなおさらですが、プロフィールムービーを作るとなると何が必要になるのかわからないことが多いのではないでしょうか?
でもそんなに考え込む必要はありませんよ!
下の3つさえそろえればだれでも簡単に自作できるようになります。
まずは必要なものを用意して自作できる環境を整えることにしましょう。
もちろん自作を考えている人ですから、DVDに書き込みができるパソコンをもっているのを前提になりますね。
○スキャナー
○映像編集ソフト
○写真
上記の3つをそろえることで、自作ができるような環境になります。
では、それぞれを具体的に見ていきましょう。
○スキャナー
1. スキャナーは写真をパソコンに取り込むために
プロフィールムービーの映像編集は、すべてパソコンで行います。
このため写真をデータ化してパソコンに取り込む必要があります。
これにはスキャナーが最も確実にキレイに取り込むことができます。
プロフィールムービーに使用する写真(画像)データの画質は200dpi~300dpiの解像度で取り込めるスペックがあれば大丈夫なので、市販のスキャナーなら何でもOKです。心配ならお店に解像度を確認してみましょう。
スキャナーも10,000円前後から手に入りますので、そんなに高価なものではないです。
ただ購入するのはちょっと費用がかかりますから、写真をパソコンで加工できる画像データにする目的ですから、可能であれば有料スキャンサービスを検討するのもいいですね。
また写真のデータ取込の質にこだわらないのであれば、写真をスマホで撮影して取り込むありかもしれません。
2. 写真を画像データにしたときにやっておきたいこと
映像制作会社(少なくとも当店ではやっていること)は行っていることですが、取り込んだ写真の画像データの補正・加工を行うことをおすすめします。
スキャニングという技術を簡単にいいますと、写真に光を当ててその像を取り込んでいきます。このためスキャンをすることで、写真の色合いが変わってしまったり、色が薄くなってしまったりします。これを補正することで実際の写真を肉眼で見たときのような状態の画像データにすることができます。
写真の質によって出来上がりが変わることがありますので、可能であればこの補正作業をやっておきたいところです。
○映像編集ソフト
1. 映像編集ソフトはどんなものがいいか?
自作の中心といえるのが映像の編集ですが、これをするのが映像編集ソフトです。
まずは映像編集ソフトの全般的な傾向を知っておきましょう。
高価な映像編集ソフト(Adobe PremiereシリーズやFinal
Cutシリーズなど)ほど、映像編集の自由度があがってきます。例に挙げたソフトは映画でも作れてしまうほどの自由度がありますが、パソコンのスペックが足りないとソフトがまともに動かないことの方が問題になります。また初めてであれば使いこなすまでにそれなり習熟期間が必要になることもネックになります。このため初めてであれば、そこまで高価な映像編集ソフトはやめておくのが無難です。
逆に無料のWindowsに付属しているムービーメーカーやMac付属のiMovieでも手作り映像が作れますが、かなり習熟していないと映像編集の自由度はかなり狭くなります。
また、量販店などで販売しているビデオ編集ソフトを買えば、それなりに簡単に編集することができます(10,000円以上のものが多い)。10,000円~20,000円程度の有料のビデオ編集ソフトを使いなれてくれば、Adobe PremiereシリーズやFinal Cutシリーズなどで制作するような自由度で、プロフィールムービーで必要とされるさまざまな編集を行えるようになります。
(もちろん新しい映像効果自体を作る、3D映像を作る、などといったことは難しい)。
2. 自分に合う映像編集ソフトを選ぶことが一番大切
無料の映像編集ソフトであっても習熟していればかなりのプロフィールムービーが自作できます。
慣れた映像編集ソフトが無い場合は、量販店などで販売しているビデオ編集ソフトで、ある程度自動でやってくれる1万円未満の映像編集ソフトを選びましょう。
少し経験のある人は、自動でやってくれるテンプレートではないけど自由に編集しやすいのが、1万円以上の映像編集ソフトをお勧めします。
ただ一生使うからといって、Adobe PremiereシリーズやFinal Cutシリーズを購入するのはやめましょう。まとも使えるようになるまで、他の映像編集ソフトやパソコンに慣れている人で最低1か月はかかると考えておいた方がいいです。慣れていない人だと挫折して一生使えないこともありますから。。。
プロフィールムービーの写真
1. 生い立ち部分の写真を集める
プロフィールムービーを作るのであれば、まずは新郎と新婦の誕生から今までの、いわゆる「生い立ち」の流れがわかる写真がそれぞれ必要です。
プロフィールムービーの平均映像時間は5~6分程度です。写真とコメントをちゃんと見てもらうのであれば、1枚当たり7秒〜9秒くらいは必要になりますから、だいたい全体で30~40枚程度になります。
割り振りは自由ですが、新郎13枚、新婦13枚、二人の写真14枚といった感じが多いですね。プロフィールムービーの生い立ち部分として、新郎・新婦のそれぞれ写真を集めたいところです。
2. 2人の写真はどうするのがいいか?
「二人の親密さが伝わるもの」、「二人の馴れ初めが伝わるもの」、などテーマを決めて集めるのがいいです。見てくれるゲストに何を伝えたいのかがわかると、より楽しんでもらえるでしょう。
ただし、いろんな旅行に行ったからと、旅行の写真ばかりが続くと、ゲストが飽きてしまうので注意しましょう。
二人の記念の写真だからいっぱい選びたくなるのがわかりますが入れ過ぎはやめて、さまざまなバリエーション・シチュエーションの写真を選ぶようにしましょう。
○自作プロフィールムービーの最大の敵は時間
1. 制作期間をあらかじめ見積もっておこう!
何より自作プロフィールムービーで最も必要なものは時間です。
だれでも作れる時代であることと、簡単にできることは違います。やったことある人は分かるでしょうが、映像編集はとても時間がかかります。
簡単なスライドショーを編集する場合でも1日~2日はかかります。それなりに見れるプロフィールムービーを作る場合は3日~5日はかかります。さらに自分の思ったように演出などの「こだわり」を加えると7日はすぐに過ぎてしまうことになるでしょう。
この日数は編集ソフトを使えることが前提の日数計算です。休日の土日しか制作・編集にあてれない人は1か月は制作にかかることを覚えておきましょう。あとは結婚式の全体の準備状況との兼ね合いもありますから、しっかりと制作スケジュールを管理しときましょう。
あと「無理かも」って思ったときには、ギリギリまで自作することに粘らないようにすることが大事です。早めに業者へ依頼した方が時間とお金が節約できる場合もありますから、決断は早めに。
結婚式当日に間に合わないと、当日のスケジュールが土壇場で変更になってしまって、再打合わせなどで大変になりますから、特に注意しましょう
2. 結婚式場の実機でちゃんと再生確認をしよう
結婚式場に再生可能な仕様を確認するのは当然ですが、仕様通りに制作したからといって、DVDがちゃんと再生できるかはわかりません。DVDプレイヤーとDVDメディアの製造メーカーは相性による再生保証をしていません。
このため会場でのDVDプレイヤーとDVDメディアとの相性問題や、場合によってはパソコンでの書き出しの失敗などもあります。
予期していない事態(原因不明の再生不良など)だけは避けられますから、会場でのDVD再生テストはやっておくおこはとても大切です。
こういったテスト作業にも時間を割く必要がありますから、「前日までに完成」といったギリギリのスケジュールではダメです。少なくと1週間前には制作を完了できるように制作の予定を組みましょう。
自作でも著作権の利用許諾は必要
自作はBGMを商用利用するわけではありませんし、有料で制作しているわけでもありません。ですが自作であっても、さまざまな参加者のいる結婚式という場面で使う以上、私的な利用を大きく超えてしまいます。
このためプロフィールムービーのBGMに市販のCDの楽曲を使うには適正に利用許諾を得るようにしましょう。式場によっては著作権の利用許諾がない自作DVDは上映してくれないというところもありますから、使いたいときは式場やJASRACに確認が必要です。
無断でBGMを使って自作したDVDは、その音楽の利用許諾を得ていないとビックリするようなトラブルに発展します。音楽の著作権の利用申請は、個人で申請しようとするとかなり大変です。使いたいBGMがあるならば、必要経費と割り切って制作を業者に依頼するが簡単かもしれません。
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