撮影が大事な余興ムービー!
結婚式の余興として良く選ばれる定番演出なのが、友人による余興ムービーの上映です!
内容を変えることで、その印象は作った人それぞれの個性が表現されるのもいい点ですね。
小学校時代の先生など、サプライズの出演が用意されていることありますよね。
余興ムービーをきっかけに結婚式が盛り上がることも珍しくありません。
どうせなら余興ムービーも失敗はしたくないところです。
失敗しないには、映像の編集や制作では直せない「撮影した素材」をしっかりと用意することが大切です。
そこで今回は、余興ムービーの作成にとって大切な撮影について知ってもらいたいと思います。
余興ムービー撮影時の5つのキモ
<一つ目:映像前後の5秒を大切にしよう>
撮影者は余興ムービー撮影のときに注意することがあります。
それは撮影したい本編だけではなく、撮影開始終了の前後「5秒の間」も撮影することです。つまり出演者に「どうぞ!」と声をかけて撮影を開始するのではないということですね。それは終わりの場面でも同じです。
これは全ての撮影が終わった後の動画編集時に意味をもってきます。
編集に撮影者の声が出演者の声にかぶっていたり、動画終わりが切れていたりといった撮り直しのリスクを避けることができます。特に遠方にまで出向いて撮影するときには注意しましょう。
<二つ目:外での撮影は控えよう>
人の耳は、周囲の物音に比べ人の声を聞き取り易くなっています。
このため撮影時には聞き取れていた声が、動画として再生してみると思いのほか聞き取りづらいときがあります。
この理由は風の音、車の走行音や喧噪などの雑音を拾ってしまっているためです。
こういったことを避けるためには、室内がベストです。
室内でもファミレスなどのお店ではだめです。風の音を拾うことはありませんが、代わりに店内のバックミュージックやほかの人の話し声を拾ったりと他の問題が起こりやすいです。
生活している部屋などの室内での撮影がベストですが、なかなか撮影となると難しいものです。外で撮影するなら、なるべく人が居ない場所で風などの自然音が少ないときを見計らって撮影し、その場で音声のチェックもしましょう。
<三つ目:出演者には大きな声での発声をお願いしよう>
静かな室内での撮影であっても出演者の方にはなるべく大きな(はっきりした)声で発声してもらうようにしましょう。
やむを得ず外で撮影することになってしまったら、なおさらこの点には注意しましょう。
そして撮影後にはちゃんと再生して声が撮れているのかしっかりと注意するようにしましょう。車の中など外の音を遮断してくれるところでチェックするとより効果的な音声チェックができます。
<四つ目:手ブレ対策は三脚がベスト>
撮影時に素人も玄人もどうしても苦労するのが、「手ブレ」の解消です。
最近は手ブレ補正が付いてるカメラが多く、実際にかなりの効果があります。
しかし、「手ブレ」が無くなった謳うメーカーはありません。
事実、カメラのソフトでの補正には限界があり、三脚などで手で持つことを避けるのが確実なのです。
手ブレで上手く撮影できない場合は、切り替えて三脚を使いましょう。
そういった用意ができなくても、手で持たずにどこかに置いて撮影するなどで、ブレにはできる限り注意したいものです。せっかく来てくれた出演者の方にまたお願いするような事態にならないように撮影者も注意しましょう。
<五つ目:カメラにこだわらないこと>
実際に一眼レフカメラで撮影すると、被写体を鮮明にして背景をぼかすことで、三次元的(奥行のある)な深みのある動画を撮影できます。スマホなどカメラの場合は、二次元的で平坦は画になってしまうことがあります。
しかし、そこまでの高価な機材は必要ではありません。
余興ムービーで大切なのは、「出演者の生の声をしっかり届けること」が一番の目的だからです。
結婚式の余興ムービーは編集の方が大変!
実際に結婚式の余興として上映できるように余興ムービーを編集していくことになります。この編集が思ってる以上に大変なのです。
もちろん内容にもよりますが、制作の目安は撮影に2日程度、編集に5日程度の時間は考えておいた方がいいでしょう。土日など休日しか編集に取り掛かれないのであれば、1ヶ月程度は出来上がりまでにかかると思っておきましょう。
編集に慣れていない人であればより時間がかかりますので、「動画をつなげるだけだから簡単」と考えていると、とりかかるのが遅れてしまい、結婚式の事前再生テストに、もしくは本番に間に合わない危険性もありますので要注意です。
こだわった余興ムービーになるほど制作編集の時間は圧倒的に増えていきます。
編集をする人の負担は一番キツイということを知っておきましょう。
スマホでの撮影の注意点は?
余興ムービーで大切なのは、「出演者の生の声をしっかり届けること」ですから、スマホでももちろんOKです!
ではiphoneを含むスマホでの撮影の注意点も知っておきましょう。
○スマホは暗いところが苦手!
全般的にスマホのカメラは暗いところを撮影するのが苦手ですので、明るいところで撮影するように心がけてください。
○スマホは音がひろいにくい!
少し離れると音を拾いにくくなりますから、はっきりとした大きい声を出すようにした方がいいですね。
○スマホは横向きで撮影すること!
余興ムービーにスマホで撮影した動画を使うとき一番注意が必要なのは、横と縦の撮影向きです。
縦向きで撮影すると、横長のモニターで上映するのに縦長の映像素材になってしまい、編集の際に画面のサイズにうまく収めらずに使用できないことがあるからです。
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